キュレーションサイトがこの世から無くなるかもしれない日が来るのは、そう遠くないのかもしれない
キュレーションサイトとは、NEVERまとめやMERYといった、「一般の方が、誰でもインターネット上で情報を収集して記事を作成できる」といったサービスです。
色々なサイトやブログ、youtubeなどの情報をまとめて記事を作れる事から、通称「パクリサイト」だの「著作権侵害」だの言われてきました。
しかし、もともとキュレーションサイトって「様々なネットの情報をまとめて記事にする」といったスタイルのリンク集みたいなもので、そもそも記事というよりは「リンク集」だと思ってました。
また、閲覧数に合わせてインセンティブも入りますし、クラウドワークスやランサーズからの外注委託によると「クライアントからの記事作成におけるマニュアル」や、記事作成に対する指示もあります。
私は、クラウドワークスやランサーズでキュレーションサイトの記事を書こうと思った事はないけど(ただ単に、単価が安いからという理由。おそらく、単価は1文字あたり0.5円。
主婦や暇な人のお小遣い稼ぎとしては、丁度良いと思うので、どんどん広がっていったんだと思いました。
確かに、下手にパート行くのと変わらないくらいかなと思います。記事の作成スピードにもよりますが。
またNEVERまとめの本丸になると、一度ヒットさえ出せば、ずっとコンスタントにインセンティブが入ります。
また、キュレーションサイトは検索ヒットにも強いです。
ネットで検索すると、NEVERまとめの記事はすぐにトップに来ると思います。しかも、どの記事も素人ライターが適当に様々なネットの記事をまとめたものが多いです。
そのため、キュレーションサイトの記事を「ネットのゴミ」と揶揄する人も少なくありません。
ただ、色々とネット検索して調べなくてもキュレーションサイト1つの記事さえ読めば完結する利便性もある事から、ノート代わりに重宝しているユーザーもいるのではないかと思います。私も、そんなユーザーの1人です。
今まで推奨されてきたキュレーションサイトが、急にここまで叩かれだすのも疑問だし、(そもそも、著作権侵害なら・・とうの昔にわかっていた事ではないか?)
サイトによっては、企業ではなく記事を作成したライターに責任転嫁するといった所もあるそうで・・。
ブロガーのヨッピーさんという方が、お金をかけて訴えていったことから、ここまでになったといいますが・・
ヨッピーさんはライターでもあるので、この影響が吉と出るか凶とでるかですよね・・・。
ライターなら、暗黙の了解といいますか、「おとなしく仕事してくれたらいい」というのが1番なのではと思います。
クライアント側と戦うのがカッコいいとは、正直私は思えませんでした。
だって、それが「ライター」という仕事なのだから。
秘密を守ることも仕事なのでは?そもそもそういうもんでしょう、ライターって。
本家のNEVERまとめは、あえてこの時期に「インセンティブ3倍キャンペーン」を実施し、あえて記事を量産させる方向に。
おそらく、NEVERまとめは他のキュレーションサイトと違って、記事作成というより完全リンク集化してる所があります。
他のキュレーションサイトなら、記事になっていないような記事を作成した場合は、厳重な注意が入るので。
キュレーションサイトが、この世から無くなる日はそう遠くないのかもしれません。
しかし、それでも本家のNEVERまとめは潰れない気がしました。
もし、その記事の文章がNEVERまとめに引用されていたとしても、結果的に引用する時点で記事作成者がここの記事のリンクを貼ってくれるようになります。
すると、ここのブログのアクセスも上がるわけです。
つまり、「パクられた」と憤慨する前に、アクセスが上がるわけだからウィンウィンなワケなんですよね。
「パクられれば、パクられるほどブログは人気になる」この法則を乗っ取って、自らのNEVERまとめに、自分のブログ記事を引用させて記事作ったら、本当にブログアクセスが上がったこともあります(笑)
「使えるものは何でも使う」時代の変化に合わせて、上手く色々なサービスを使うことも大切なのではないかと思います。