DeNAのWELQ問題は、しばらく闇が続きそうな気がする
ここ数日、キュレーションサイトによるパクリ記事に関する著作権問題が話題になっています。
そんな訳で、多くのキュレーションサイトが閉鎖に追い込まれ、キュレーションライターは失業していったのではないかとおもいます。
うーん。パートがわりにやってた主婦とか辛いよなぁ。
そもそも、キュレーションサイトってインターネット内の情報をまとめて記事にするという位置付けです。
キュレーションサイトの親玉であるNEVERまとめは、だからこそあえて引用URLが掲載されるように工夫されて作られてます。
問題は、NEVERまとめを真似して作ってきたキュレーションサイトなのかもしれません。
他のキュレーションサイトに関しては、クラウドワークスやランサーズ、ウーマンクラウドなどのサイトに登録したクライアントが案件を出し、ライター達がクライアントの指導にそって記事を書きます。
そういった事から、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドサービスも共犯みたいな飛び火食らっててちょっと大変な感じです。
最近では、DeNAのまとめ記事は殆ど削除されたと言われています。人によれば「情報の万引きと転売」という人も。
ここまで言うと犯罪めいた感じの響きがしますが、いままではこれが普通にあった事なんですよね。誰かの批判によって、一気に犯罪者として晒される。怖いよなぁ。
DeNAなどのキュレーションサイトは、何故ここまで叩かれてしまったのかというと、記事がほぼ引用記事で出来てるのが多かったからではないかと。
そもそも、キュレーションサイトって、クライアントがライターに渡す単価が少なすぎるんですよ。
そして、単価の安い案件を引き受けたライターが「単価に見合った仕事」という事で、色々な記事の情報を引用して作成するという感じかと思います。
キュレーションサイトの単価って、文字単価0.3〜0.5円位が相場。それで、まともに記事書こうと思ったら割に合わなくなるんだと思います。というか、まともに記事書こうと思わなくなるんでしょうな。
こんな仕事は、ぶっちゃけ最初から受けない方がいいんだけど、それでも他のプロジェクトが受注出来ない人からすると、このキュレーションサイトの仕事やるしかないんですよね。
やはり、いい案件はプロや経験者が持って行きます。評価いい人には、向こうからいい案件がスカウトで来るし選びたい放題です。
いい案件を受注するなら、無理目のいい案件に応募しまくって落ちまくるしかないです。目標は高くないと、その目標にはいつまでもたどり着けないです。
キュレーションサイトって、実はライターにとって凄く悪循環なんですよね。
キュレーションサイトでの経験なんて、結局人の情報をまとめただけだからライターの経験にはならないです。
むしろ、やればやるほど記事なんて書けなくなるんじゃないかな。
キュレーションサイトで稼いだ人は、ずっとキュレーションサイトしか仕事できないと思う。
個人的には、書いてるうちは金にならんかもしれんけどブログやるのはいいと思います。
それなりに人気ブログになれば、声かかるし、もし良いチャンスが来れば自分が書いてきたブログ紹介すればいい。
出来るならホームページ作るといいかも。今なら知識なくても、簡単に出来る時代だしね。私はやらんけど
正直世の中には、まだまだ他にも突っ込めば「これって違反じゃないの?」という事は沢山あります。
今後、ある日突然消える職業なんてものがまた増えるかもしれないですねー。