婚活で絶望を抱えて占いに通い詰めた結果「ダンスのインストラクターになれ!」って何でやねん!
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さて、今回はどんなに婚活しても成果が出なかった頃の話です。
実は、婚活に絶望を抱いていた頃。私は占いにハマっていました。
何をやっても、自分の思うような成果が出なければ、何処か現実に折り目をつけてあきらめるべきかと思います。
でも、占いに通い詰める人はそれが出来ないのです。理想の現実を掴むために、どうすればいいのかを知りたいんですよ。
正直、カードの向きのみで人の人生決めてくるような世界な訳だから結構適当な部分もあるかもしれない。そんな事は薄々承知。
というか、占い師に悩み相談する時点で実は自分の中で答えが決まっている事が殆どだとか。
本当にヤバイ人は、何で悩んでるのか自分でわからないレベルで病んでる人だと思う。
自分の中で答えは決まっている。それでも、占い師にハッキリ言われて目を覚ましたい。悩める心を聞いて欲しい。そして、楽になって帰りたいのだ。
ある日、友人達と「めっちゃ当たる占い師」と評判の所に行く事になった。
占い師の・・店?いや、自宅?
場所は、薄暗いボロアパートの一室。
玄関には大量の塩が三角に積み上げられ、部屋には怪しげな龍の置物、水晶玉があった。
「今日はどうして来られたのですか?」と占い師に声を掛けられる。30代半ばのオカッパ頭の普通のオバさんだった。
「あのう、私。結婚したいんですよ。でも、婚活してもなかなか上手くいかなくて。どうしたらいいのかと思って」
「結婚したいなら、結婚相談所に早く行くのが一番よ。年は若ければ若いほど良いから!
でも、ちょっと待ってて。今から調べるからね。生年月日と、名前・・」
当時は、まだ20代後半。
結婚相談所を紹介されても、ピンと来なかった。
この年齢の時は、まだまだそんな所に行かなくても自分は大丈夫だと思っていた。
しかし、今思えばこの頃に入るべきだったのかも。
30代になると、かえって余計に入りにくくなる。周囲の目も、「あー、とうとう結婚相談所入らないと無理な年になっちゃったんだね。」と思われそうで気が引けた。
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占い師「あなた、男運が少ないのよね。出会い運がね、少ないの。
でも運気は凄く強くて、女社長向きなのよね。会社を経営とかすると、成功するのよね。
ただ恋愛運に関しては、孤独運が出てるのよ。」
私「えっ、私。結婚できないんですか?」
占い師「そうね。普通に出歩いてたら、出会えないかも。だから、見合いすればいいのよ。」
私「最寄りの知人に、見合いを紹介してくれる人はいないです。」
占い師「じゃあ、結婚相談所に入れば?」
この占い師。結構、適当だ。
「結婚相談所に入会したら?」なんて、誰でも言えるのでは・・。
占い師「あと、あなた。
組織の下で働くの向いてない。
人の話聞いてないし、聞こうともしない。上から発言するのが好きな嫌な女ね。
あなた、何か趣味ある?」
私「はい、踊る事が好きです・・。」
占い師「へえー。あんた、どんな踊り踊ってんの?」
私「あのう、両手で鳴子持って「ソイヤ!」って叫ぶ感じです。」
占い師「へー。じゃ、そのまま続けてインストラクターにでもなれば?
どうせ、上から目線で発言するの好きでしょ。」
私「いや、上から目線で発言すればいいという問題じゃないのですが・・。
それに、私。致命的に踊りが下手なんで、人に踊り教える所じゃないですよ。」
占い師「下手なら努力して上手くなればいいじゃないの!そんなの、言い訳じゃないの?
踊りは、人に教えれるようになって初めて一人前じゃないの?
そんなスタンスだから、いつまでたっても上達しないんでしょ!
好きな事あるなら、ずっとやり続けなさいよ。」
「占いにいけば、何か答えが出るかもしれない。」と思って行った所で、結局答えになるような事は言われないのがオチである。
結局、婚活とは何の関係もない説教だけされて3000円を払って帰ったあの日をふと思い出す。
やはり、自分の運命は自分で開拓するに限るな。