美女に洗脳セミナーに連れて行かされた頃の話

ここ最近、アメブロとかTwitterあたり見てるとセミナー系のブログ記事がめちゃめちゃ出てくる。

 

【アミューズメントメディア総合学院】

 

私、セミナーとか嫌い。

だって、人の話聞くの嫌いだから。勉強も嫌い。ずっと出来ることなら怠けていたい。

 

だから、勉強とか頑張ってる人は凄いなと思う。そして、そこにお金払ってまで話を聞いて吸収しようとする姿勢は本当に凄いね。わたし、無理。

 

なんで、人の話を聞いてる時って眠くなるのだろう。

 

世の中には色んな説明会があると思うけど、私って秒殺で寝るんですよね。

 

一回、間違えたマルチ商の説明会に二十歳の頃に連れていかれた時も、周囲の女どもが「お金は大事です」って、めっちゃノートに書いてる時も、私めっちゃ眠かった。

 

「みなさん!お金は大事ですからっ!

お金がないと、困った友人がもし東京にいたら?名古屋から東京まで新幹線で1時間!

この1時間の新幹線の旅費はなんと一万円もかかるのです!

もし、この一万円がなかったら?

そう!あなたは、友情を守れないのです!」

 

みたいな説明会を延々と聞かされ500円取られたんだけど。あれ、何だったんだろう。

 

お金が大事なんてわかってることだし。それを延々と2時間説明聞かされて500円取られたし、終始眠いわで終始イライラしてた。

 

「いくつになっても、絶対いい女になる説明会」みたいなタイトルのセミナーがあるから行こうよと、当時飲み会で知り合った女性に誘われて行ったものの、

 

色々と別の意味で衝撃というか・・これ、笑劇の間違いだよね?

 

女性のメンツは、なんとなく基本的に病んでる人多かった。

 

このセミナーに誘ってくれた女性も、凄い美女だったけど、爪をいつも終始バリバリ噛んでて。爪先は常にボロボロで痛々しかった。

 

「なんで、いつも爪噛んでんの」と聞くと、「まあ、ストレスで」ってボソッと言ってた。

 

ただ、この時以外はいつも「ハッピーだわ私って」「虹とか出てるし、ハッピーよね!」とか、ずっと無駄にポジティブだった。

 

やがて私は美女に、「あなた、夢はある?」と聞かれ「特にないよ」と言ってた。

 

美女「私はね、セレブになりたいの。」

 

私「セレブって何?」

 

美女「セレブっていうのはね、飛行機でファーストクラスでワイン飲む感じの事を言うの。

私はね、いつか自分でネイルのお店を開くんだ。

だから、私はね。いま此処でお金を稼いで頑張ってるの。

そして、いつかお金を気にせずファーストクラスに乗るんだ。」

 

私「へえ。ファーストクラスね・・。まあ、頑張って。」(適当)

 

そんな感じの会話をした事覚えてる。

 

あの時も、ずっと爪をバリバリ噛んでたけど。

 

あの後、この女からネズミ講のしつこい勧誘電話がかかってきたので、上司に代わりに「おまえなんか、友達じゃない!」とヤクザ顔負けの迫力で怒鳴って貰って以降、もう何処で何しているかわからない。

 

あの人、今も元気でやってんのかな。ネイルの店開いただろうか。

ファーストクラス乗ってワイン飲む夢叶ったかな。

 

セミナーに参加した後には、ここの集団からファミレスに呼ばれて、謎の巨大テレビ買わされそうになった。

 

あまりの恐怖で、3日ほど引きこもりになった。

 

なんか、自己開発セミナーって核心を教えない事多いですよね。

 

んで、当たり前の精神論を洗脳というスタイルで植え付けさせる。

 

もともと、宗教学とか心理学とかに基づいているのかもしれないんだけど、大抵はキッチリしたマニュアルがあって、それに準じて説明者が答えるんだけど。

 

大抵のセミナーって、説明者のどうでもいい熱意とか感情、自分語りが介入してくるじゃないですか。

 

あれがなければ2時間を30分で終わらせる事が出来るんだと思う。だから、退屈で眠いんですよね。

 

あとは、もっと参加者の為になるような核心を伝えるセミナーにすればいいのに肝心な事は教えない事が多い。

 

多分私、そういう点でセミナーとか嫌いなんだと思う。

 

本当に人の為を思って教えてくれている人の話は、一生懸命吸収しようと思うけど。

 

この人たちは、自分の利益の為に人を動かす事を考えて説明してる。そういう点がチラホラ垣間見えると、嫌気しかしないです。だから眠いんです。

 

あと。昔、心理学を専門のスクールみたいなので勉強した事があって。

 

受けた理由は、安かったし資格も取れるし、あと今後色々やりたい事が増えたら使えるかもしれないと思ったから。

 

ただ、心理学の受講会に行って思ったのは心理カウンセラーになりたいとか言ってる人そのものが、基本的に病んでるという事だった。

 

で、心理カウンセラーの先生も昔は離婚で病んでたらしくて心理学勉強し始めたとか言っていた。病むことからのスタートなのかもしれないね、心理学。

 

もしかしたら、病んでる自分を克服するために心理学を勉強しようと思ってる人って意外と多いのかもしれないって思った。

 

ほんと、拒食症率の高さ半端なくて。カーペンターズの拒食症で亡くなられた方の最期の頃の写真たまにテレビで出回ってる事あるけど、本当にあのレベルで足がガリガリ。

 

見てるこっちが心配になりそうな受講生多かったよ。

 

他にも、アロマテラピーとか勉強しに行ったことあったけど、これまた病んでる人多かった。また、拒食症の女性が多かったし。

 

色んな説明会やらセミナーめいたものに行く事はその後も何度かあったけど、その都度思ったのは参加者の心の隙間かもしれない。

 

参加者の心に隙があるから、誘われるし行くんですよね。

 

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