仕事で初めて、旦那にインタビューをした時の話
ここ最近、夫婦ネタの記事を書くことがありました。(といっても、まだテスト案件中なのですが・・。)
記事内容が夫婦ネタなだけに、旦那にインタビューをする事(旦那側の意見が必要)、また全ての記事を旦那にチェックしてもらい「この記事、書いても良いですか?」と許可を貰っていました。
今回、初めて旦那に赤ペンチェックもしてもらう事に。
作成した文章を印刷し、赤ペンと一緒に渡して「お願いします!」と言うと、旦那は「テーブルに置いといて。今から風呂入る。風呂に入って、ゆっくりしてから原稿見るわ」との事。
旦那は別に文章が上手い訳ではないけど、第三者目線で客観的に鋭い意見を述べる事ができる人です。
一般常識とはかけ離れて生きている人ですが、その分独創的な発想ができる人。
普段はアホみたいな事を言うのに、この時に限っては「オッ!」と唸るような鋭い意見をくれるんですよ。
スランプになると、旦那に助けを求めて記事のアイデアをもらう事もあります。
旦那は、ビッグダディのように頭をタオル巻きして登場。普段そんな事しないから、気合い入ってるのだろうか?
やがて黙々と私の原稿をチェックする。
ずっと無言で赤ペンチェックを続ける旦那。やがて、文章を赤ペンで書き殴るかのように渡した紙に書き出すように。
「カッカッカッカッカッ!」といった威勢のいい赤ペンの音がリビングいっぱいに鳴り響く。
うわー。絶対にボロカス書いてるよー。
旦那のこと、ボロカス書いたもんなぁ。
旦那が安月給で、お金の管理が細かいんですとか。いつも口うるさいんですよとか。もはや文句みたいな事を書いたかも・・。
旦那、ずっと無言だけど怒ってるのかな・・。
やがて、旦那のペンが止まった。
「全部見たよ。あんた、句読点の位置が間違ってる所いっぱいあったよ。誤字脱字も目立つ。
あと、人に原稿を渡すなら見やすいように原稿にちゃんと番号書いときなよ。
人が読んだらどう思うかを考える前に、人に原稿渡したら読みやすいかどうかを考えな。
あと、あんたは曖昧な表現が多い。
文章は綺麗にまとまってるのかもしれないけど、これを読む人はプロ中のプロが審査するんだよ。
読む人の印象に残るような記事を書きたいなら、もっと素直にありのままの事を書けばいいんじゃないの。
その方が、読んでる人からしてもリアリティが伝わって面白くなるでしょう?
綺麗にまとめようと思ってるのが見え見えで、ハッキリいって面白くないよ。」と言われ、ほぼ真っ赤に書き直されていたのであります・・。
でも、これが下手だったら「旦那の癖に」と思ってイライラしてたかも。所が、旦那のアドバイスは結構良いもので「あんた、凄いな!」と感心してしまったのであります。
旦那は、「まあな。だてに俺は数百人の前で論文だって発表してないし、大学生の勉強だって見てないんだぜ。でも、これでもし落ちたらごめんな。」と得意気でニッコリ笑った。
旦那に「さすが、あなたはやっぱり凄いわ!私には貴方がいないと生きていけないのかもしれない!」と褒めちぢると、満更でもない表情で嬉しそう。
その夜の旦那は、凄く嬉しそうだった。「あんた、俺の事を凄く褒めてくれたな・・。」そう言って、旦那は満足気な顔をして眠りについた。
こうやって、お互いの仕事を通じて夫婦がお互いの事を認め合い、交流を深めていくのって素敵な事なのかもしれない。 男女の悩みを開放する!試して喜びを実感!!活力向上サプリメント 【カイゼンEカプセル】