【妄想】腐女子出身の婚活野郎が、好きなブロガー&ライターさんで勝手に恋愛妄想小説作って萌え萌えしてすみません
ブログやライター活動をするにあたり、私の専門分野って一体何だろうと考えるようになりました。専門分野を磨く事は、ライター活動をする上で重要になってきます。
実際にメディアで記事を書こうと思えば、クライアント側から「専門分野は何でしょうか?私共は専門分野を持つ方に専門知識を・・・」と言われる事も多いです。
クラウドソーシングの場合は、専門分野で活動できると文字単価も一気に跳ね上がります。私の場合は、専門分野がどれもカオスすぎたのでライバルが少なくて助かっています。
さて、今回は自分の専門分野は何だろう?得意分野は何だろう?好きな事は何だろう?と掘り下げていった結果・・・以下の事がわかったのです。
・婚活歴15年 婚活に詳しい
・小説を書くのが好き
・占い好き (特に手相・タロット占い得意)
・絵をかくのが好き
・イケメンが好き
・妄想が好き
・カツセマサヒコさん、さえりさん、上田啓太さん、熊谷真士さんが大好きすぎてやばい
そんな訳で、私の好きな事や得意分野を生かして恋愛妄想小説を作るといった訳の分からない事をスタートします。主人公はもちろん、私です。
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カツセさんの事を想い続けて半年。私は、今日も身にならない婚活を続けながらもTwitterを除く。
すごいストレス溜まってるのでデートしたがってる女子大生の真似いきます
— カツセ (@katsuse_w) 2017年8月1日
ああ、やばい・・・今日もカツセさんの呟きを見て萌え萌えしてる・・・。
でも、こんな事してたらいけない。私は現実を見なくっちゃ。
いつまでもTwitterのタイムラインの王子様こと「カツセマサヒコさん」のTwitter追っかけをしている場合じゃないのだ。
私も、もしもっと美人だったらなぁ・・・。もっと美人だったら顔出しして、自撮り写真アップして・・・でも・・。
35過ぎると、自撮りなんてしたらフォロワーに申し訳ないと思ってしまう。
さあ。こんな事ばっかりしてないで、今から婚活パーティーに行かなくちゃ。
でも、どうせ今日も魚眼レンズで拡大したみたいな顔の男性とか、太った引きこもりのニートとか、「好きな三国志は誰ですか?」って聞いてくるような三国志オタクにしか会えないのだろうか・・・。
もう嫌だ。婚活辞めたい・・・。
ふとテーブルに座って、プロフィールカードをいつものように書いていると。目の前に、私の顔をじいっと覗き込むような男性が・・・。
よく見ると、どこかでみたような顔の男性だ・・・。
あっ、あなたはもしかして・・・。
ま、真顔日記の上田啓太さんだ!私、ブログ紹介みたいな記事で真顔日記の上田啓太さんの顔を見た事がある!間違いない!
「あの、もしかして上田啓太さんですよね?」と声をかけると、男性は「・・・・」と無言。良く見ると、少しずつ頬を赤らめて目をパチパチと素早く瞬きを始めだした。
間違いない、やはり本物だ。
やがて、しどろもどろになった彼はすかさず下を向きながら携帯をいじりだしてブツブツと何かを呟いている・・・・。さすが、引きこもり歴が長いだけの事はある。
しかし、なぜ愛知県の婚活パーティーに上田啓太さんが?確か猫を飼っている女の人の家に居候になってなかったっけ?やがて、上田さんらしき人の隣を見ると何処かで見た事があるようなイケメンが・・・。
あっ、もしかして人気ブロガーの熊谷真士さんでは!何かのコラムで顔出ししてるの見た事あるけど、凄く似てる・・・。
「あ、もしかして熊谷さんですか?」と私が尋ねると「いやー!ばれちゃったみたいですね!なんかすいませんね、驚かせちゃって!いやー、しかし僕たち知ってるって凄いですよね!何で知ってるんですかっ?」と聞かれたので、
「実は私、二人の大ファンで記事めっちゃ読んでるんですよ・・・。熊谷さんには、時々ダイレクトメールでファンメール送ってました・・・。あの時は返事も頂きまして本当にありがとうございます!」と伝えると
「いや!こちらこそ!いつも僕のウンコみたいな記事を読んでくださって本当にありがとうございます!」と言われ「いや!そんなウンコだなんて!むしろ、奇想天外な発想力に驚かされています!本当に何であんなに面白い話がスラスラ書けるんですか?」と伝えると
「いやそんな!実は今日ね、「もしも上田啓太と熊谷真士が婚活パーティーに行ったら?ガチレポート!」っていう記事の取材で来ているんですよ!」と、どこまでも謙虚で面白い熊谷さん。イケメン・面白いって最強だよなぁ・・・。
やがて、そんな熊谷さんをチラチラ見る女性の数が後を絶たない・・・。やがて、楽しそうに私と熊谷さんが話す姿を見て嫉妬なのか、「あら、ごめんなさいね」と言ってドンっとぶつかる女の影が・・・。
私は思わず「わあっ」とよろけると無言でひょいっと私の腕を持ち上げてくれる男性が・・・。ふっと顔を見上げると、優しそうなたれ目の色白で華奢な美青年・・・。あっ、もっ、もしかして・・・。
「かっ・・・カツセさん!何でこんな所に!(しかも、カツセさん既婚者)」
と私が狼狽えていると、カツセさんは優しいまなざしでこう答えたのだった。
「実は、今日の婚活イベントで「カツセマサヒコ・妄想しすぎた男女の恋愛トークショー」っていうのがあるんですよね。まぁ、もちろんシークレットライブなので告知はしてなかったんですが。」って・・・えーーーーーー!
「あら、もしかしてカツセの事知ってるの?凄いですね!」と、隣でニコッと笑う細身の美女・・・もっ、もしかして!さ、さえりさん!
「そうなんですよ。実は、今回の婚活パーティーでシークレットトークショーが急遽行われる事になったんです。婚活パーティーに来るなんて、初めてだから私もドキドキしちゃってるんですよ!」
ええええ!婚活パーティーに、上田啓太さん、熊谷さん、カツセさん、さえりさん・・・。何がどうなっているの?これ、もしかしてドリームマッチ?それとも夢?頬をえいっとつまんでみる。い・・痛い。これは夢じゃない現実だ。ふと前を見ると、一生懸命携帯片手にメモを取る上田さんの姿が。すかさず、どんな光景さえもしっかりネタにする姿勢。さすがトップブロガーの鏡だ・・・。
と、ふと脇を見るとカツセさんも「あっ、Twitter呟かないと。」と言ったかと思えば「だめよカツセ!今ここで「婚活パーティーなう」なんて書いたら、ファンが殺到しちゃって婚活パーティーどころじゃなくなってしまうわ!」と冷静なさえりさん。
そんな最中、
くっそー💢💢💢 デートしたい💢💢💢
— カツセ (@katsuse_w) 2017年8月1日
と呟くカツセさん。(かっ、可愛い・・・。)すごい、この2人のやり取りを目の前で見えるなんて夢みたいだ!
私、今日婚活パーティー来て良かった。諦めずに婚活続けて本当に良かった・・・。諦めずに出歩く事を恐れないでいれば、こんな奇跡の出会いに遭遇出来る事だってあるんだから!
気が付けば、私の目にはポロポロと涙が溢れてきた。やがて、上田さんはボソッと「そんな事で涙してたら、本当に涙したい時に流せなくなりますよ。」と無表情で淡々と答えた。
「ん?どういう事なんですか?」と隣で熊谷さんが答えると、「だって、僕らに会えた位では、所詮彼女の人生に大きな影響を与える訳ではないじゃないですか。これから先、もっと大事な人と出会ってもっと泣く事なんて沢山でてくるんじゃないかと思うんですよ。だから、僕たちみたいなブロガーに会って泣いてるのは勿体ないって思うんですよ。」と上田さん。
「うーん、そうかぁ。やっぱり僕たちってウンコみたいなもんなんですかねー。」と訳のわからない事を呟く熊谷さん。「いや、ウンコなんかじゃないですよ」とすかさず否定する私。
「いや、涙は流したい時に流せばいいんですよ。僕らが紡いできた言葉がそれだけ彼女にとって影響力があったって事かと思えば、それは嬉しい事なんじゃないですかね。」とふわっとした表情でカツセさんが言う。
「そうね、涙なんてどんなに流してもあっという間に溜まってゆく。どれだけ流しても流しきれないのよね。困ったもんよね。もぅ。」といって、ほっぺをぷうっと膨らますさえりさん。かっ、かわいい・・・。
「さあ、今から婚活パーティーをはじめます!プロフィールカードの用意は出来ましたか?」威勢の良い司会者の声が部屋いっぱいに響き渡る。さあ、今から婚活パーティーのスタートだ。