お母さんが「生き甲斐」「趣味」が欲しいと言っていたので、娘がアドバイス→戦慄の解答が返ってきた話

一昨日〜昨日と、久しぶりに私の実家に帰りました。旦那も道連れです。(運転係)

 

「俺は、あんたの足になるって決めたんや。これ、2回目のプロポーズや。」と、行く道から(昼間)熱い旦那の運転で久しぶりの我が家へ。

 

「ただいま」と久しぶりに家に帰ると、無言で母が部屋にいた。

 

いつもなら、外で何分も前から「足音が聞こえた」と待っているが、今日に至っては久しぶりすぎて「生き別れた親子の再会」みたいな感じになってた。

 

久しぶりすぎると、人間は「久しぶり」と言えなくなるのかもしれない。

 

そして、いつもと家の中が少し変わったと思ったのはクリスマスのオーナメントが増えたのと、熱帯魚が増えた事。「寂しいと、ついつい買ってしまうのよ。熱帯魚。」と増えた魚と水槽を眺めてボヤく母。

 

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「寂しい熱帯魚」って、そういやwinksが歌ってたよね。

 

しかし、寂しい熱帯魚なのに、何でハロウィーンハロウィーンなのでしょうか。まだ片付けられていないハロウィンの飾りと、増殖し続ける熱帯魚を見てふと思う。

 

旦那が「お母さんを何処かに連れてってあげたい!連れてってあげたいんや!」と突然地団駄を踏み出したので、お母さん・旦那・私と三人で伊勢神宮へゴー!

 

「俺は、お母さんとあんたが幸せならそれでいいんや」という旦那の後ろで、「遺産は当てにしないでね。うちは無いから」とボヤき続ける母。

 

弟を産んだ頃、となりのベッドの女性に「13万貸して」と言われてから「他人は疑え」精神になったのか、

 

それとも前からなのかは定かじゃないが、

「お互い子供産んで仲良くしてたのに、突然金の話とか引くよね。ほんと、金の話した時点で縁は切らないとね。

 

しかも、うちの子よりも向こうの子のがいい服着てたのよね。

 

もっとボロい服着てたらまだわかるけどさぁ。

 

しかも、13万貸してって。借金取りに追われてるんだってさ。返ってくる訳ないじゃん。誰が貸すのって感じ。

 

うちの子よりいい服着てて気に入らないわ。」とブツブツボヤいていた母を乗せて、伊勢神宮へ!

 

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外宮→内宮→内宮の中の荒祭宮にお参りして、帰宅。母は、おかげ横丁で「おりん」に興味津々。

 

一万円のおりんを見つけて買おうか真剣に悩んでた。

 

「あー、母さんも何かしら趣味とか生き甲斐とか見つけないとねぇ」とブツブツボヤいていたので、「ハンドメイドして売れば」と言えば

 

「えー。手間賃と清算合うの?

 

私の人形、誰かお金出して欲しいと思う?だって、お店のみても「私のが作れる」って思っちゃうじゃん?でも、結局自分の作品が一番と思うじゃん?

 

それはきっと他の人も思うんじゃないの?」と。

 

もう、自信あるのか無いのか・・・わかんねぇ!この人!(笑)

 

「やってみないとわからんよ。まずは売ってみればいい。失敗したら辞めたらいい。どうせ、色々と余裕あるんだからやればいいやん。」と言えば、 お気に入りのハンドメイド作品を購入できる【ココナラハンドメイド】

 

「えー、じゃあワラ人形作ろうかしら?他にジャンルいない事ない?でも、ワラって何処で売ってんのかしらねぇー。」

 

「ネットで売ってるよ」

Amazonとかで売ってるかもねぇー」

 

といった、カオスな会話を聞きながら「あんた、母と話せて嬉しそう。俺は、あんたと母が嬉しそうだからそれでいいわ。」と手を握ろうとしつつも、親の目を気にして遠慮する旦那が可愛かった。

 

おわり