家族、文化と育ちの壁勃発?バチェロレッテ7〜8話感想
※超長いです。先に言っとく。そして、こちらはnoteの記事をはてなに再転載したものになります。
気がつけば、バチェロレッテの更新が楽しみな今日この頃。私にとって、産後ストレスや疲れを紛らわすのに丁度いいコンテンツとなっています。Amazonさん、素敵な企画を有難う。
さて、昨日公開された7話は実家訪問。バチェラーシリーズのなかでも、実家訪問は大好きなコーナーのひとつ。
まず一軒目は、私の一押し杉ちゃん。
杉ちゃんのアトリエは個性的でオシャレなインテリアがずらり。
服のコーデはいつもオシャレだなとは思っていたが、インテリアも非常に凝っている。ゆるキャラな性格ばかり話題になってはいるが、個人的にバチェロレッテ内でオシャレ度ナンバーワン。
あんなにカラフルなデザインの服を颯爽と着こなせるのは、彼か志茂田景樹位だろう。
今回も、杉ちゃんの魅力が全開の神回だ。自分のホームで得意分野を披露する杉ちゃんは、男らしくて惚れ惚れするほどかっこいい。
冒頭では泣き虫の拗らせキャラかとおもいきや、語彙力の高さ、どことなく上品で清潔感のある佇まい、芸術の才能などなど。回を重ねるごとに、杉ちゃんの魅力が開花していく。
今回のバチェロレッテを「杉ちゃんの成長物語」と称する人も多い。しかし、それは違う。杉ちゃんは、決してバチェロレッテに出演して成長している訳ではない。最初から元々スペックが高く、引き出しが多いのだ。
しかし、拗らせキャラゆえに引き出しを上手く出せなかった。それを萌子さんが上手く誘導し、少しずつ魅力が開花していったのだと思う。
そして、この日の萌子さんのラフなファッションは凄く可愛い。正直、白スーツ以外はいつもファッションセンスが微妙だなと思っていたけど、カジュアルなコーデが案外似合ってて驚いた。(コウさんの会社に行く時の萌子ファッションもめちゃくちゃ好み)
実家での杉ちゃんは大変リラックスしており、いつもと違って饒舌で意気揚々としている。若干三重なまりが聞けたのも、三重育ちの私からすれば嬉しいポイント。
実家はとても立派で、庭も手入れが行き届いている。両親も穏やかで小綺麗。やはりお坊ちゃんだわ、杉ちゃん。
ただ、今回はなぜか萌子さんの目がちょいちょいチベスナ化してた気がする。私の気のせいかもしれないけど、表情が冴えなかった。
これまでは、芸術家ならではの独特な言い回しの杉ちゃんを「かわいいー!」と絶賛してた萌子さん。萌子さんは、もしかしたら自信に溢れた杉ちゃんを求めてなかったのだろうか?正直、今回やばいんじゃないかとヒヤヒヤしてた。
二軒目。コウさん。
まずはコウさんの職場へGO!
「えー。こんな仕事もできないの?俺ならスラスラできちゃうんだけどねぇー。あっ凡人には出来ないかぁ〜」と、職場でも社員にマウントand嫌味三昧キャラなのかとおもいきや、至ってジェントルマン。
萌子さんの立ち振る舞いはとても堂々としてて、生き生きした表情。もしあんなオシャレで洗練されたオフィスに招待された日にゃ、私だったら緊張でガチガチになり、思わずお漏らししてしまいそうだ。毅然とした振る舞いは、次期社長夫人そのものだった。
オフィスの次は、いよいよコウさんの実家訪問へ。コウさんの青いセーターは質が良さそうで、いかにも生粋のボンボン臭がした。あのセーターの質感は、絶対カシミヤかそれ以上だ。クリーニング代高そうとか、余計な心配をしてしまう私。
杉ちゃんの家も立派な家ではあるが、コウさんの家は桁違いの大豪邸。むしろ杉ちゃんどころか、3代目バチェラーの友永さんの実家より豪華絢爛。
起業家としての実力もありそうだし、この人今度4代目バチェラーでいいんじゃね?もし今回ダメでも、次はコウさんがバチェラーに出ればリベンジできるじゃん。
Amazonとしても、すでにバチェロレッテで話題のコウさんが時期バチェラーなら注目度も高いしいいことづくめでは?
コウさんの豪邸をみた私は、思わず「杉ちゃんに萌子さん譲ってよ」って言いたくなった。杉ちゃんはたしかに魅力的だが、何度もデートしないと魅力がわかりずらいタイプではある。
あなたにはいくらでもチャンスがあるが、杉ちゃんにとっては人生で最後になるかもしれないのだ。(失礼)
だって、はじめてのカクテルパーティーなんて、女性に声をかけられなくてずっと1人モジモジしてた人だよ?不特定多数の女性と数分刻みで話さなければならない婚活パーティーなんて参加しようものなら、杉ちゃんパンクしちゃう。
そんな私の想いとは裏腹に、萌子さんは全身赤のワンピース。えっ、ゴリゴリ勝負服じゃん。萌子さん、わかりやすい。わかりやすすぎるよ!しかもコートの色は暗めで、中はガチガチの勝負服とか……
何年前のアピール方法だよっっ!
私も昔、同じ作戦使ってたからわかる!わかるけどっ!しかもその後、ウィスパーボイスでコウさんが「すっごい綺麗だ…」って囁いてて……昭和か?
赤のワンピースの家庭訪問は、もしかしてコウさんの住む中国の国旗を意識したのだろうか?もしそうじゃなければ、力入りすぎなのがバレバレじゃね?
素直で正直な萌子さん、嫌いじゃないけど。表情もイキイキしてるし、ああもうこれコウさんに心奪われちゃってるじゃんかよーーー!
コウさんのいいところは、良くも悪くも安定しているところ。どんな時も感情が振り乱れず、いつも一定のスタンスを保っている。他のメンバーが情緒不安定、焦りで空気が読めない行動にでる中、コウさんは終始ブレないまま。
あまりに感情が出ないので、時々この人サイコパスなんじゃないかと疑っていたほどだ。萌子さんへの愛が薄いのか。それとも、Amazonに「会社の宣伝になりますから!」と懇願されて出演決定案件でOK?
コウさんを見ていると、今の社長は自ら前に出て会社をアピールしなければならない時代なのかもしれないと痛感する。
Twitterでお金配りおじさんになる人もいれば、リアル恋愛バラエティで半裸を晒し、女性にアプローチする姿を披露する人もいる。社長が自らピエロになり、国民の心を惹きつけて売り上げを出す時代か。行きづらい世の中だなこりゃ。
感情が表にでない男性は、女性からすれば「私のこと、本当に好きなの?」と不安になるものだ。
今後、乱れたコウさんがでるかどうかがポイントな気がする。前回、好きという気持ちを確かめたいとコウさんに伝えた萌子さん。この時点で、かなりコウさん好きなんだろうなと察した私。
ただ、女は好き好きいう男より、こういう一見何考えてるのかわからない男に弱いよね。わかる、わかるよ。萌子さん。私もそうだった。
結婚するなら、気持ちをはっきり伝えてくれる杉ちゃんのが安心かもしれない。でも32歳なら、まだまだキラキラした恋に惹かれやすい年頃だと思う。
萌子さんの発言をみていても、恋愛経験は決して豊富ではなさそう。気に入らない男性に理詰めして論破、浅い人間関係が苦手で深く繋がりたい、お気に入りには態度や表情に出る姿を見て薄々察した。
三軒目 ローズ君
ローズ君、萌子さんのために歌を熱唱。感極まる萌子さん。一見、ローズ君の歌手としてのプロモーションのためかなと思ったけど、歌は本当に素晴らしかった。ここまではよかった。そう、ここまでは。
ローズ君の熱唱も終わり、いよいよローズ君の家へ。家族全員お揃いのローズTシャツに、ゴーゴンに見つめられたかの如く固まる萌子。
ローズ君の家は綺麗ではあるものの、至って普通。家族皆仲良さそうで素敵ではあるものの、杉ちゃん、コウさん家があまりにも豪華だったので、ローズ君の家をトリで紹介なのはちょっと。せめてAmazonさん、最初にしてあげて。
お揃いのTシャツを着る家族に囲まれ、終始硬直気味の萌子さん。そんな萌子さんに対し、ローズ母は「どんなことがあっても、ローズと私たち親子を引き離さないで欲しい」と懇願する。
スポーツトラベラーで全国を飛び回る萌子さんに対し、このローズ母のお願いはあまりにもキツい。口角がピクピクする萌子さんに対し、ローズ母は自分たち家族の要望を延々とのべる。
ああ、これ完全にアウトだな……。ローズ君は空気も読めていい子だったので、ただひたすら彼が可哀想な回だった。
やはり、育った環境が似てる方が結婚は良いのだろう。
バチェラーといえば、お金持ちに求婚して玉の輿を狙う人たちのドキュメントというイメージがあったが、結局セレブはセレブに落ち着くんだなというのを見せつけられたような気がしてならない。まぁ、萌子さんが幸せならそれでいい。
第8回 スタジオトーク
脱落者が雛壇に座り、わちゃわちゃトークを繰り広げる。
萌子さんも登場したが、ノッキー以外にはどことなく冷たい印象。おそらく萌子さん、バラエティ番組めちゃくちゃ向いてない。多分、箱入り娘すぎて冗談が一切通じない。司会のナイナイもタジタジ。
萌子さんは、わちゃわちゃ騒ぐ番組に出るより、モデルやキラキライベントセミナーで登壇するのに向いてる人なのだろう。この天真爛漫さと真っ直ぐさは、誰かに似ている。そう、バチェラー3の友永さんだ。どちらも周りに合わせるより、常に自分に正直な人柄だった。
とくに萌子さん、イベントオーガナイザーの藤井さんへの当たりが冷たい。
誰も容姿のことなど言ってないのにもかかわらず、藤井さんに「あなたは容姿にコンプレックスがあるかもしれないけど!あなたは容姿にコンプレックスがぁ!」と連呼する萌子さん。流石のナイナイも止めに入る始末。ビビる藤井さん。
藤井さん、一見陽キャ風に見えるけど絶対繊細だと思うからやめてあげて!
外でウェーイってやりつつ、1人でこっそり泣いてるタイプだよアレは!
とくに人の容姿をディスるのはアカンよ!いくらセレブでも!
まぁ、そういう素直なところもひっくるめて、要領いい女よりは嫌いじゃないけど。
ノッキー、サーファー、藤井さん、料理研究家は、おそらく合コンや街コン、社会人サークルなどでは普通にモテそう。
ノッキーは女性受けするジャニーズフェイスなので、彼女途切れなさそう。紫の薔薇を持っていく時に「僕は覚悟を決めてきた」とやたら連呼していたが、もしかして周りの女性達を整理してから来た?と勘ぐってしまった。
ノッキーなら、一度女性関係を整理してもすぐ見つかりそう。
前者3人が盛り上げ役で、料理研究家はいつの間にかしれっとお持ち帰りしたり、二股かけるタイプと予想。料理研究家は、大学や社会人サークルならば、めちゃくちゃモテそう。
ああいういつもニコニコしてて、話をうんうん聞いてくれる人(実は話聞いてないだけ)って、女性に受けがいいもの。
ただ、どの方も空気は読めるが教養を感じる話し方ではなかったので、萌子さんのような深い話がしたいというタイプには物足りなかったのだろう。杉ちゃんもコウさんも、引き出し多そうだもの。
さあ、いよいよ来週でラストか。最終回を迎えた頃には、どんな結果になっても杉ちゃん萌子ロスになりそうです。長々と失礼しました。