アラフォー結婚は悪いことばかりじゃない

私が結婚したのは、37歳。いわゆる晩婚だ。

 

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妊活が思うようにいかず、不妊治療で高額な費用がかかるなど大変ではあったが、決して悪いことばかりではなかった。

 

まず、アラフォーで結婚して良かったと思うのは、20〜30代のうちにやりたいことに思う存分チャレンジできたこと。

 

お陰で、結婚後に「あれしたいこれしたい」と思わなくなったこと。

 

きっと早くに結婚していれば、今頃私は「本当は、もっとあんなことや、こんなことができるのに!」と躍起になっていただろう。

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しかし、今となってはアレもこれもやってきて、それなりに上手くいくもの、いかないものがわかるようになった。だから、ジタバタしても仕方ないとか、いい意味で諦めがつくようになった。

 

もちろんやりたいこと、夢もあるが、叶わなければ「まあいいか」と諦めもつく。これは、これまで色んなことに躊躇なくチャレンジできたからこそ。頑張ったからこそ、自分の限界を知れたのだと思う。

 

 

 

それは、私がOL時代に好きなようにお金に使ってきて、婚活や職場の人たちになど色んな人にオシャレで高級なお店に連れて行ってもらい、たくさんご馳走してもらって、旅行にも沢山出かけて、エステにもガンガン投資して……。

 

いい思いを沢山して、なおかつやりたいことを思う存分やってきたからだと思う。

 

だから、今節約生活を迎えても「まぁ、いっか」と思える。納得できるのだ。

 

次にアラフォー結婚で良かったと思うのは、感情に流されて結婚しなかったところ。

 

良くも悪くも、損得勘定で婚活できるようになっていたのが良かったと思う。

 

おそらく、20代のうちに結婚していたら、相手のスペックや性格、家柄云々よりも、ルックスやトキメキを感じる人であればなんでもいいと考えていたと思う。間違いなく、今頃は離婚していただろう。お金にも苦労するだろう。

 

そして、再び実家に寄生して、親に迷惑かけていたかもしれない。

 

そういう意味でも、遅くに幸せのタイミングが訪れたのには意味があると思っている。

 

あの日あの時、どんなに頑張っても願いが叶わなかったのは、神様が「叶えたら苦労する」からと、あえて叶えなかったのだと。

 

そう受け止められるようになってから、物事への執着がなくなっていった。逆に、願いが叶いやすくなった。願いを叶えるとは、つまり執着を手放すことなのかもしれない。

 

今となっては、家も買えた。家事育児を手伝ってくれる優しい夫もいる。やりたい仕事で成果もでるようになった。念願の子供もできた。どの願いも、ダメならダメで諦めようと心のどこかで思っていた。

 

私がこう思えるのも、既にある程度の年齢だったからこそなのかなと思っている。

 

これでもし、私がもっと若くて不妊ならば、苦しみながら何年も過ごさなければならなかったかもしれない。37歳だったので、仕方ないと心の中で思えたのは、ある意味良かった。

 

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そういう意味でも、今目の前の結果は、その時の自分に適した条件なのだと。そう受け止められるようになったのも、きっと今までやりたいことに果敢にチャレンジできた自分と、年齢のおかげ。

 

現実を受け入れ、今の自分に何ができて、何ができないのか。冷静に俯瞰できるのも、アラフォーだからこそ。

 

これからアラフィフに向けても、自分を見つめ直しながら、マイペースに進んでいこうと思う。