電通が社員を個人事業主へ…今後の働き方を考える

超大手広告代理店の電通が、社員230人を個人事業主にするというニュースを見た。恐ろしい時代となった。

 

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一昔前であれば、塾に通い、勉強して大手企業にさえ入れば勝ち組人生を約束されていたものだ。しかし、今はどうだろうか。

 

コロナの影響もあり、どの企業も先行きが読めない。どの企業で就職しても、明日が見えない気がしてならない。

 

今後、企業や社員を業務委託契約にしたら、生活はどうなるのだろうか。総下請け状態の企業が増えれば、ますます成果主義実力主義となる。過去の栄光にすがる人、企業に依存する人は生きづらい世の中になっていく。

 

これまで私たちが安心して働いて来れたのは、会社が守ってくれるという思いがあったからだと思う。しかし、これからの時代は誰も守ってくれやしない。頼れるのは、自分だけ。家族だけ。

 

人は余裕がないと、誰かに優しくできない。守れない。余裕がなくて、自分で精一杯だからだ。それは人に限らず、会社も同じ。人や社会の悲しい現実を突きつけられる時代へ。

 

悲しい。辛い。それでも、前に進んでいかなければならない。生きるために。なんて時代だ……。

 

もちろん、今後も臨機応変な人や優秀な人材、そしていい意味で根性のある人は、どんな時代も切り抜けていくのだろう。もちろん、そんな人材は世の中に一握りしかいない。

 

たとえば、ホリエモン前澤友作2ちゃんねるひろゆき氏のような人は、おそらく無人島でもネット引いて生きていくんじゃないかと思っている。ホリエモンなんて、刑務所経験すら本にして利益にする位だ。北極だろうが、宇宙だろうが。どこへ行こうと、生きる術を考えるだろう。

 

 

彼らは会社をクビになっても、いくらでも新規事業ができるし、時代を読むのも上手く、頭もいいから何やっても成功する。

 

でも、大多数の人はそうじゃない。もちろん、私もそうじゃない枠の人間だ。そうじゃない人たちを守るのが、企業であり国だった。

 

じゃあ、そうじゃない人はどうすればいいか。働けばいいのか。

 

それは、自分に何ができるのかを見つけて動く。それしかない。

 

では、どうすればそれを見つけられるのか。まず、自分を俯瞰して、何ができるのか見つめ直す。これに尽きると思う。

 

それは、あくまで世間的に見て「これをやったらすごいと認められるだろう」と思うことではない。結局あなたが得意じゃなければ、意味がないからだ。

 

何でそんなこと言うかというと、私自分がこれまで実際に不得意なものに沢山手を出して、その都度失敗したから。もちろん失敗経験は無駄ではないが、不得意なものはしがみついてはいけないと思った。

 

逆に、興味があったもの、投資してきたものは、私をどんどん救ってくれた。

 

あなたの中に既にあって、ある程度興味があって、得意なことを見つける。それを磨く。自分にしかできないことは、磨けば武器になる。

 

この時代を生きるために必要なのは、他の誰かではない。自分自身。そして、あなたを思ってくれる家族だ。信頼できる仲間たちだ。

 

厳しい世の中ではあるが、自分を常に冷静に俯瞰する。何ができるのか。とくに、自分だからこそできるものは何か。できれば、レッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを見つける。そうやって、私は切り抜けていこうと思っている。

 

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