コロナ禍に残る仕事、淘汰される仕事を考える
コロナ禍となり、数々の飲食店、旅行代理店、アパレルが窮地に立たされている。
なお、現在飲食店はgoto eatの制度で少し救われている店はあるものの、コロナ第三波が来そうな気配で、今後どうなるかはわからない。
ただ、私は飲食店や旅行代理店、アパレルが決して完全に無くなるとは思えないのだ。
なぜなら、旅や飲食が好きな人は非常に多いから。そして、オシャレが好きな人もたくさんいる。だから、アパレルも完全になくなることはないと思う。
美容院、エステも、綺麗になりたい人はこの世にたくさんいる。人間の欲望に忠実な仕事は、人の欲望が無くならない限りは消えないはずだ。
ただ、こう言う時代だからこそ、売上が落ち込む時期は、今後もちょいちょいあるかもしれない。そういう意味で、人件費削減はあるだろう。
むしろ淘汰される仕事を考えるというよりかは、本業の傍ら企業が別の事業を展開したり、社員の副業を推奨するなどリスクヘッジが結局は必要なのかもしれない。
イベント企業の中には、イベントをオンライン化に切り替えて新たな収益に結びつけている会社も多い。飲食店も、宅配やテイクアウトサービスを次々に開始。
音楽業界は、ヨルシカ、米津玄師、あいみょんなどなど、独特の雰囲気のアーティストが人気。
逆に、ダンスミュージックやライブで人気を得てきたavexがビル売却、希望退職者を募るなど窮地に立たされている。今は、みんなで歌ってワイワイ盛り上がろうと言う時代ではないのだろう。
世の中の需要にあわせて、臨機応変に対応しなければならない時代なのだろう。
コロナ禍は、人々に自分の身は自分で守る、リスクヘッジせよと言っているような気がしてならない。
電通が社員を個人事業主へ…今後の働き方を考える
超大手広告代理店の電通が、社員230人を個人事業主にするというニュースを見た。恐ろしい時代となった。
一昔前であれば、塾に通い、勉強して大手企業にさえ入れば勝ち組人生を約束されていたものだ。しかし、今はどうだろうか。
コロナの影響もあり、どの企業も先行きが読めない。どの企業で就職しても、明日が見えない気がしてならない。
今後、企業や社員を業務委託契約にしたら、生活はどうなるのだろうか。総下請け状態の企業が増えれば、ますます成果主義、実力主義となる。過去の栄光にすがる人、企業に依存する人は生きづらい世の中になっていく。
これまで私たちが安心して働いて来れたのは、会社が守ってくれるという思いがあったからだと思う。しかし、これからの時代は誰も守ってくれやしない。頼れるのは、自分だけ。家族だけ。
人は余裕がないと、誰かに優しくできない。守れない。余裕がなくて、自分で精一杯だからだ。それは人に限らず、会社も同じ。人や社会の悲しい現実を突きつけられる時代へ。
悲しい。辛い。それでも、前に進んでいかなければならない。生きるために。なんて時代だ……。
もちろん、今後も臨機応変な人や優秀な人材、そしていい意味で根性のある人は、どんな時代も切り抜けていくのだろう。もちろん、そんな人材は世の中に一握りしかいない。
たとえば、ホリエモン、前澤友作や2ちゃんねるのひろゆき氏のような人は、おそらく無人島でもネット引いて生きていくんじゃないかと思っている。ホリエモンなんて、刑務所経験すら本にして利益にする位だ。北極だろうが、宇宙だろうが。どこへ行こうと、生きる術を考えるだろう。
彼らは会社をクビになっても、いくらでも新規事業ができるし、時代を読むのも上手く、頭もいいから何やっても成功する。
でも、大多数の人はそうじゃない。もちろん、私もそうじゃない枠の人間だ。そうじゃない人たちを守るのが、企業であり国だった。
じゃあ、そうじゃない人はどうすればいいか。働けばいいのか。
それは、自分に何ができるのかを見つけて動く。それしかない。
では、どうすればそれを見つけられるのか。まず、自分を俯瞰して、何ができるのか見つめ直す。これに尽きると思う。
それは、あくまで世間的に見て「これをやったらすごいと認められるだろう」と思うことではない。結局あなたが得意じゃなければ、意味がないからだ。
何でそんなこと言うかというと、私自分がこれまで実際に不得意なものに沢山手を出して、その都度失敗したから。もちろん失敗経験は無駄ではないが、不得意なものはしがみついてはいけないと思った。
逆に、興味があったもの、投資してきたものは、私をどんどん救ってくれた。
あなたの中に既にあって、ある程度興味があって、得意なことを見つける。それを磨く。自分にしかできないことは、磨けば武器になる。
この時代を生きるために必要なのは、他の誰かではない。自分自身。そして、あなたを思ってくれる家族だ。信頼できる仲間たちだ。
厳しい世の中ではあるが、自分を常に冷静に俯瞰する。何ができるのか。とくに、自分だからこそできるものは何か。できれば、レッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを見つける。そうやって、私は切り抜けていこうと思っている。
愛知県の不妊治療クリニック、ぶっちゃけどこがオススメ?
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私は、愛知県名古屋市にある「おち夢クリニック」にて、40歳で第一子を授かり、41歳で出産しました。
愛知県だと、浅田レディースクリニックがダントツ人気、次におち夢クリニックが人気です。自然派であれば、大須の成田病院も有名です。私は岩田病院、成田病院、おち夢に通い、中村第一日赤病院は相談(ここも不妊治療やってます)、浅田レディースクリニックは説明会のみ参加です。
どの病院も、それぞれに素晴らしい病院です。ただ、どの病院にも得意不得意があるので、自分の体に合ったところを選んだ方がいいかなと思いました。
例えば、私が病院に通院、または説明会に参加してざっくり感じたのは以下の通り。
成田病院
・体外受精を進める病院ではないので、タイミング法で自然に妊活したい方にオススメ。できれば20代〜30代前半向け。
・基本的に、めちゃくちゃ混んでます。
・産院もあるので、妊活して授かればそのまま産めるのが魅力。葉酸サプリなど、サプリや漢方も、相談しやすいし、そのまま紹介してもらったものを購入できるので安心。
・40代だと、体外受精は勧めてもらえないかもしれない。
岩田病院
・こちらは不妊治療専門の病院ではないが、タイミングだけなら診てもらえる。先生がとにかく優しい。無痛分娩で有名。
・不妊治療の相談に通っていたが、愛知県内の病院について公平な立場で教えてくれた。親身になってくれる先生で、とても相談しやすかった。
・こちらの不妊治療は、アンタゴのみだった。(今はわからないです)
・不妊治療より、産院が人気みたいです。バースセンターが有名らしい。
浅田レディースクリニック
・説明会の予約だけで3ヶ月かかってしまったため、結局待ってられなくて他の病院に行きました。
もし行くなら、なるべく早く説明会の予約するのをオススメします。とにかく、愛知では浅田さんの人気が圧倒的。地元では、最後の砦と言われています。
・私の周囲でも、こちらで成功された方の口コミは多い。説明会の熱気も、他と比べて桁違いでした。
・薬を使って、一度でなるべく受精卵を作るという病院なので、薬を使っても卵子が育ちにくいAMH低めの方は厳しいかも。
ただ、知人の話によるとその人に合わせて治療はしてくれるみたいです。
おち夢クリニック
・浅田レディースクリニックに続いて人気ではあるが、説明会も初回予約もすんなりできました。
・薬をあまり使いたくない、AMHが低い人向き。私が通っていた時は、40代の患者が半数。40代女性が通いやすい。
・薬は使わないけど、採血がめちゃめちゃ多かった。
・自然派で薬を使わないので、一度に沢山受精卵を作りたい(兄弟を沢山欲しい)人だと、何回も採卵しなきゃいけないかも。
・排卵を止めないので、会社に通いながらだと通院難しい。1つの卵を丁寧に戻すので、何度も通院する必要がある。移植後も、何度も採血、通院があった。
・私を含め、こちらで成功された方多いです。ただ、めちゃくちゃ治療費高くて、私なんて1回しか採卵移植してないのに100万かかりましたよ(笑)
患者も、エルメスバーキンとか、高そうなバッグ持ってるセレブが多かったです。
まぁ、あくまでざっくりですが……。私が通院、相談、説明会を受けた病院の感想です。私はおち夢で授かりましたが、無駄のない治療は流石の一言でした。
不妊治療クリニックは、人気のあるところほど混んでいます。混んでいるところは、裏を返せば人気の裏返し。いい病院に通いたいなら、思いついたらすぐに予約するのがオススメです。
アラフォー結婚は悪いことばかりじゃない
私が結婚したのは、37歳。いわゆる晩婚だ。
妊活が思うようにいかず、不妊治療で高額な費用がかかるなど大変ではあったが、決して悪いことばかりではなかった。
まず、アラフォーで結婚して良かったと思うのは、20〜30代のうちにやりたいことに思う存分チャレンジできたこと。
お陰で、結婚後に「あれしたいこれしたい」と思わなくなったこと。
きっと早くに結婚していれば、今頃私は「本当は、もっとあんなことや、こんなことができるのに!」と躍起になっていただろう。
しかし、今となってはアレもこれもやってきて、それなりに上手くいくもの、いかないものがわかるようになった。だから、ジタバタしても仕方ないとか、いい意味で諦めがつくようになった。
もちろんやりたいこと、夢もあるが、叶わなければ「まあいいか」と諦めもつく。これは、これまで色んなことに躊躇なくチャレンジできたからこそ。頑張ったからこそ、自分の限界を知れたのだと思う。
それは、私がOL時代に好きなようにお金に使ってきて、婚活や職場の人たちになど色んな人にオシャレで高級なお店に連れて行ってもらい、たくさんご馳走してもらって、旅行にも沢山出かけて、エステにもガンガン投資して……。
いい思いを沢山して、なおかつやりたいことを思う存分やってきたからだと思う。
だから、今節約生活を迎えても「まぁ、いっか」と思える。納得できるのだ。
次にアラフォー結婚で良かったと思うのは、感情に流されて結婚しなかったところ。
良くも悪くも、損得勘定で婚活できるようになっていたのが良かったと思う。
おそらく、20代のうちに結婚していたら、相手のスペックや性格、家柄云々よりも、ルックスやトキメキを感じる人であればなんでもいいと考えていたと思う。間違いなく、今頃は離婚していただろう。お金にも苦労するだろう。
そして、再び実家に寄生して、親に迷惑かけていたかもしれない。
そういう意味でも、遅くに幸せのタイミングが訪れたのには意味があると思っている。
あの日あの時、どんなに頑張っても願いが叶わなかったのは、神様が「叶えたら苦労する」からと、あえて叶えなかったのだと。
そう受け止められるようになってから、物事への執着がなくなっていった。逆に、願いが叶いやすくなった。願いを叶えるとは、つまり執着を手放すことなのかもしれない。
今となっては、家も買えた。家事育児を手伝ってくれる優しい夫もいる。やりたい仕事で成果もでるようになった。念願の子供もできた。どの願いも、ダメならダメで諦めようと心のどこかで思っていた。
私がこう思えるのも、既にある程度の年齢だったからこそなのかなと思っている。
これでもし、私がもっと若くて不妊ならば、苦しみながら何年も過ごさなければならなかったかもしれない。37歳だったので、仕方ないと心の中で思えたのは、ある意味良かった。
そういう意味でも、今目の前の結果は、その時の自分に適した条件なのだと。そう受け止められるようになったのも、きっと今までやりたいことに果敢にチャレンジできた自分と、年齢のおかげ。
現実を受け入れ、今の自分に何ができて、何ができないのか。冷静に俯瞰できるのも、アラフォーだからこそ。
これからアラフィフに向けても、自分を見つめ直しながら、マイペースに進んでいこうと思う。
飲みやすかった葉酸サプリは?妊活、妊婦、産後にオススメの葉酸サプリまとめ
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結婚前から妊活していたので、妊活歴は4年になります。最初はタイミング法からスタートし、人工受精を数回してから体外受精に踏み切りました。
体外受精は運良く1回で上手くいったのですが、これまで運動をしたり、いろんなサプリを試して体調を整えてきました。妊娠中も、胎児に影響を及ぼさないために、なるべくマタニティ用に開発されたものや、無添加のものを選ぶようにしていました。
産後は体ボロボロになり、とくに最も弱い腸に支障がきたので、乳酸菌を含む飲料やサプリを取り入れるようにしています。
そこで今回は、妊活や不妊治療、妊娠中、産後、そしてこれから飲みたいと考えているサプリや飲料について紹介していきます。
☆ベルタ葉酸
雑誌「赤ちゃんが欲しい」で紹介されていたため、お試しで飲んでいました。
こちらは葉酸だけでなく、鉄分やカルシウム、ビタミンや23種の野菜など妊娠期に必要な栄養がサプリが沢山入っていたことや国産、無添加という点も良かったです。
さらに、Twitterでは着床に効果があると口コミのあったヒアルロン酸が入っていたのも良いなと思いました。
なお、私は移植時にファンケルのヒアルロン酸サプリを飲んでいましたが、サプリも大量に飲み過ぎるのも体に良いような気がしないので、ひとつて全部済ませたい方にはいいのかもしれません。
個人的には、栄養素の中にアンチエイジング効果があると人気のツバメの巣が入っていたのも気になりました。
ツバメの巣のサプリは単体で購入するとかなり高いので、葉酸サプリの中に入っているのは非常に助かります。
ベルタ葉酸は、妊活〜産後授乳時までずっと飲み続けられるようにバランスよく成分が含まれています。
一般的にコーティングに使用される添加物は使われておらず、カルシウムを使っています。
市販のサプリだと原色のものも少なくなく、「大丈夫かな?」と思う時も…。
こちらはコーティングも無添加なので安心できました。粒のサイズも大きすぎず、小さすぎず。匂いも控えめなので悪阻の時も安心して飲めそうです。
☆エレビット
不妊治療クリニックに置いてあったため、そのまま購入していました。ただ、粒がやや大きめなのと1回につき3粒飲まなければならないので、飲み込むのが少し大変ではありました。
ほとんどの産婦人科、不妊治療クリニックの受付に置いてあるので、安心感を求めている方には良いサプリかと思います。(病院によっては、少し安く買えるところもあります)
☆ウムリン
ウメの抽出液から作られた飲用タイプのサプリです。
ウムリンは、医師との共同研究で誕生した話題の梅有用成分ウムリンが配合されています。
公式サイトによると、ウムリンは科学的根拠に基づいたもので、卵ケアをサポートするサプリだそう。
私は、普段お湯割りで飲んでいます。
ただ、お湯割りや水割りだと少し酸っぱいです。牛乳やアーモンドミルク、ソーダ割りにしても美味しく飲めるのでオススメです。
☆ショウガ葉酸
ウムリンと同じ会社で販売されている葉酸で、ショウガが入っているため飲んでいるとポカポカと暖かいのが特徴です。
葉酸×ショウガが新しい 妊活×温活【ショウガ葉酸】
30日分30粒がウムリン定期購入に対し、こちらのショウガ葉酸とセット購入で2980円で(ショウガヨウサンだけの定期便が3980円)で買えました。生姜効果があり、冷え性対策にも良かったです。
なお、ショウガ葉酸には「前期」と「後期」用があります。成分の違いは、妊活中〜妊娠4ヶ月までを対象とする前期用が葉酸多めなのに対し、後期用は鉄が多めに入っています。
ショウガ葉酸のサプリメントは、粒がやや大きめです。チュアブル式でラムネのように噛み砕くことができるので、悪阻時でも食べやすいです。
食べるのも1日1粒なので、負担にならずに続けられます。
私はウムリンを飲んでいたため、妊娠5ヶ月用の「後期用」から飲んでいましたが、体を冷えから守るショウガが入っていて血流促進にも効果があったので、寒い時期が来たら今度は前期分を飲んでみるのもアリかもと思っています。
☆烏骨鶏の卵酢
「赤ちゃんが欲しい」という雑誌に紹介されていたので、購入しました。購入すると、おまけに烏骨鶏の卵がついてきました。烏骨鶏の卵は購入するとかなり高いので、サービスでついてくるのは非常に嬉しかったです。
なお、烏骨鶏の卵酢自体はそのまま飲むとやや酸っぱいです。そのため、料理に混ぜたりしていました。烏骨鶏の卵酢効果かは定かではないですが、これを飲んでからAMHが0.9から2.7間で上がったので、そのまま信じて飲み続けていました。
☆ママニック
ママニックは、妊活期から授乳期までに必要な40種類以上の栄養素が配合されているのでコスパは良いと思います。
サプリメントの粒サイズも9mmと小さく、飲み込みやすかったです。粒が大きいと、どうしても飲み込むのが辛いので……。
また、こちらもベルタ葉酸と同じようにツバメの巣の栄養素が含まれているのも良かったです。
ママニックは、葉酸、鉄分、カルシウムなど妊活に必要な成分だけでなく、大麦若葉、ケール、さつまいも、かぼちゃ、にんじんなど青汁に使われている葉や根菜を中心に国産野菜の栄養素を配合しているので、野菜不足の方にもオススメです。
また、ママニックもヒアルロン酸、ツバメの巣など美容や体のトラブルをサポートする美容成分が配合されています。妊活だけでなく、ママになっても美容に気を使いたい方にも良さそうです。
サプリメントは、ベルタ葉酸と同じようにサプリ表面にコーティングがなく、飲みやすいです。万が一飲み込めずに噛み砕いても、野菜が凝縮されたような味がほんのりする程度で、食べやすかったです。
☆ネイチャーメイド
ビタミンD不妊治療クリニックでビタミンDを勧められたものの、Twitterでこちらのサプリが評判だったので飲んでいました。粒が小さくて飲みやすかったです。
なお、不妊治療クリニックでもビタミンDサプリは紹介されていたのですが、他のサプリの兼ね合いもありできるだけお安く済ませたかったので、そういう意味でも助かりました。
☆プラサス
女性だけでなく、夫婦で一緒に飲みながら妊活できるので、男性不妊を抱えている方にも。
女性用の方には、大豆イソフラボンやザクロエキスなど、女性ホルモンに嬉しい成分か入っています。
男性用には葉酸の他にマカが入っています。
夫婦でそれぞれ飲むサプリだったので、夫婦で一緒に妊活しているとお互いに意識し合えました。
サプリは1日4粒。粒は小さめな上に、ベルタ葉酸やママニックのようにプラサスのサプリもコーティングがないので、飲みやすかったです。
プラサスは、他のサプリと違って男性用、さらに妊娠中ママ向け・産後ママ向けとママの経過に合わせて効能の違うサプリがあります。
男性用のplususformenには、男性の滋養強壮に効果のあるマカや葉酸が入っています。以前通っていた産婦人科にて、「男性側も葉酸を取り入れることで精子の染色体異常を予防できる」と聞き、夫にも葉酸をなるべく取るように促していました。
女性用のplususforwomenは、葉酸の他に生理周期を整えて健康な卵子を送り出す効果や血行促進効果のあるザクロエキス、血流を促すショウガエキスが含まれています。冷え性の女性に良いサプリかもしれません。
プレママ用のplususforpre-momは、妊娠10週目〜出産前の女性向けサプリです。農薬を使わずにそだてたオーガニックレモンから抽出された「食事性葉酸」、貧血を防ぐヘム鉄が含まれており、妊娠中も安心して過ごせそうです。
さらに、授乳中のママ向けのplususformomは、オリゴ糖や乳酸菌も含まれています。出産後は便秘、または下痢など便通が安定しなかったので、腸を整えるのにも良さそうです。
美力青汁は、ゴッドハンドでお馴染みの高橋ミカさんプロデュースの青汁です。この青汁は、妊娠中だけでなく産後ママまで幅広く飲めるように作られているので、産後のケアや便通改善のために飲んでいました。
私は、お腹が弱いのでアーモンドミルクをホットにしたものに美力青汁を混ぜていました。青汁特有の苦味はなく、抹茶のような味で大変飲みやすいです。
なんでも、こちらの美力青汁は、プロデュースした高橋ミカさん自身が妊娠中の経験を活かして作られたものなのだとか。
そんな高橋ミカさんは、自らの経験を活かして「43歳、最高の出産 楽しい妊婦生活&安産のためのアドバイス47」という本も出版されています。私も高齢出産だったので、同じく高齢出産した方の意見を聞きたいと思い妊娠中に読みました。高橋ミカさんが実際に気をつけたこと、やってみてよかったことが書かれておりとても参考になりました。
美力青汁は、葉酸、鉄分、食物繊維、オリゴ糖など自然に不食しがちな栄養素を、不足しがちな分だけ、とりすぎることなく補えるように作られています。
100%無添加の青汁をはじめ、オリゴ糖は母乳にも含まれているガラクト、乳糖果糖、フラクト、イソマルトと4種類。ヨーグルトに含まれる乳酸菌の五分の1の大きさといわれるEC-12菌という乳酸菌が配合され、お腹にも優しいです。
なんとヨーグルトの12.5倍の乳酸菌が含まれているとか。産後は腸の調子を崩してしまったので、腸の働きを整えるのに助かりました。
☆まとめ
色々飲んでみて感じたのは、市販のものより通販のサプリの方が添加物が入ってなかったりするので、個人的には安心でした。飲み込みやすいように、粒も小さめだと続けやすいと実感しました。
できれば、葉酸以外にも栄養素が多く含まれていたり、妊活中に限らず妊娠中、産後も飲めるサプリだと、色んなサプリを併用したり、あれこれ変える必要がないので楽だなと思いました。今は、産後用のサプリを飲用しています。
お通じの調子が悪かったのですが、少しずつ整ってきたような気がするのでこれからも続けていけたらと思います。
食わず嫌いの鬼滅の刃を見たら面白かった件
今、世の中は空前の炭次郎(鬼滅の刃の主人公)ブームである。
メディアでコラムを書いている人間からすると、流石にここまでブームともなると100日目に死ぬワニ案件のように電○が絡んでるのかとか、ついつい変な目で見てしまう。
さらに、私がこの作品に対抗があったのは、「世の中に今必要なのは、優しさであるとこの作品は伝えているのです」「強者が弱者を守るという、素晴らしいテーマ」と、視聴者やメディア、SNSでこぞって紹介されるという気持ち悪さだった。
そもそも、強い者が弱い者を守るというのも、優しさが大事なのも当たり前の話であるからだ。
それが世の中でなされていないのであれば、弱い者とされている人たちが必ずしも「善人」ばかりではないからなのではないだろうか?
そもそも、これまで色んな人に会ってきたが、公の場で弱いですアピールをしている人ほど、家族や友人、お金に恵まれている人ばかりだった。(ただし、こっそり相談に来る、占いに相談に来られる方は、割とガチで悩んでるケース多いです。あくまで、ブログやSNSに書くとか、みんなのいる前で相談する人の話ね)
むしろ「そんなことないよ。○○さんは恵まれているよ」と誰かに言って欲しいだけという人が大半だったので、弱い人アピールする方を、私はほぼ信用していない。
本当に困っている人ほど、表に声を出せぬまま息を潜めてしまう。
普段から人に親切にしていれば、感謝もされるし、あなたも大切にされるはずだ。
それを仇にされているならば、有難迷惑なお節介、自分以上に弱い人にマウント、人様の悪口を吹聴するなどなど。もしかしたら、あなたにも原因があるのかもしれない。
親族以外の(親や家族は選べないので)人間関係は、類は友を呼ぶというだけあって、あなたの内面を表していると思っている。嫌な目に遭った時は、私も過去に何かしていないか振り返る。すると、どこかで引っかかる出来事がある。
自分では大したことないと思っていても、その人からすれば凄く嫌なこともある。そういうのを、もしかしたら自然とやってるのかもしれないと考えた方がいい。
そう思っていた私は、このアニメを見たら「どんな悪人でも弱者であれば優しくするのが定めである」と洗脳されそうで怖かったのだ。
しかし、漫画マニアの夫が面白いと言っていたので、もしかしたら私もハマるかもしれないと思い、試しにアニメを見てみようと思った。内容は、メディアやSNSで紹介されていたものとは全く違った。
確かに主人公は、妹を助ける為に戦う、敵に家族がいたら手を出さないなど、所々で優しさを見せている。
ただ、決して何もかも優しい訳ではない。婚約者を失った男性に「それでも生きなければならないのです」と一言言ってスタスタ進むシーンに、正直私もびっくりしたものだ。私としては、逆にこの主人公に好感が持てた。
炭次郎は、誰にでも情けをかけている訳ではない。敵討ちしようとした敵に家族がいると知った時も、家族がいるから手をかけるのは可哀想だと思って手を引いたというよりかは、「こいつは鬼なのに、人間のふりして何食わぬ顔で暮らしているのか……」と、より怒りをあらわにしていた。
家族を殺され恨みたいほど憎む存在との対峙、自分と同じような苦しみを抱える者へ伝える苦しみ。それでも、前に進んでいかなければならないという宿命……。
問題にぶちあたる度、炭次郎は必要な言葉をその人にかける。そして、その後も自分にとって必要なもの(妹や家族)だけを思い、前に進んでいく。
登場人物も「私は守らなくていい。鬼なので」と淡々としている。彼らは皆、自分たちの立場を踏まえて冷静に動き、なおかつ的確に言葉を述べている。優しさがテーマだと聞いた上で見たので、いい意味で拍子抜けしてしまった。むしろ、登場人物達の潔さが私はいいなと思った。
逆を言えば、メディアや視聴者が自分たちの都合のいいように解釈して紹介してしまうのが恐怖だと感じる。この作品は、人によって感じ方が違うと思うのだ。奥が深いからこそ、子供も大人もハマる。
素晴らしい作品だからこそ、どうかメディアや都合のいい大人たちのオモチャにならぬようにと祈るばかりだ。
元彼の呪縛はNG?バチェロレッテから学ぶハイスペ女子の婚活裏事情 第9〜10話感想
※このブログはネタバレを含むので、本編まだ見てない方はその後で👍今回も無駄に長いです
毎週楽しみにしていたバチェロレッテが終わり、すっかり萌子さん、杉ちゃんロスの私。
今回のバチェシリーズでは、今まで決して出てこないようなキャラが登場し、視聴者の涙を誘った。画家の杉ちゃんである。
杉ちゃんはとてもピュアな方で、真っ直ぐな気持ちを萌子さんにぶつけ続けてきた。ただピュアなだけではなく、思慮深い言葉選びの美しさが多くの人の心を打った。現在、空前の杉ちゃんブームが起こっている。
杉ちゃんの魅力は一言では言い表せないが、個人的に惹かれたのは穏やかさと優しさ。言葉の美しさ。
周囲の男性が人を蹴落とそうと汚い言葉をかける中、杉ちゃんは人の悪口を言わない。誰かを蹴落とすのではなく、人のいいところを見つけて褒める。それを繰り返し、気がつけば最後の2人まで残ったのだ。
他の男性には「なぜ?どうして?」と理詰め気味の萌子さんでさえ、杉ちゃんには少女のような笑顔でリラックスしていた。杉ちゃんは、おそらく本当に性格がいいのだろう。
杉ちゃんと萌子さん。2人ともどこか不器用で、マイペース。ピュアで真っ直ぐ。言葉を丁寧に選ぶ印象がある。2人の並ぶ姿は一見美女と珍獣に見える時があるが、醸し出す2人の空気が魅力的で実にお似合いだった。
しかし、萌子さんは最後の最後に「もっと一緒にいたい。離れたくない。けど、違うの」と杉ちゃんを断ってしまう。それも2回も、泣きながら……。
やんわりと男としては違うという言葉を最後に伝えた萌子さんに「なら、なぜもっと早くに落とさなかったの?男として見れないなら、付き合えないのでは?」という外野の声があるかもしれないが、きっと彼女なりに「恋愛と結婚は違うのかもしれない」と、性格の良い杉ちゃんについて考えようとしたのだと思う。
ただ、萌子さん。良い人だし、一緒にいたいし離れたくないけど、セック○できないごめんねって男からすれば酷だぜ……。
選ばれなかった人、選ばれた人の違いとは
今回のバチェロレッテは、視聴者からの圧倒的支持を持つ画家の杉ちゃんと、起業家の黄さんが残った。どちらが選ばれるのかハラハラして見ていたが、結局萌子さんは誰も選ばなかった。
その結果を知ったスタジオにいる参加メンバーは「お前!いい加減にしろよ!」「はぁ?」と汚い言葉を投げかける。なかには、萌子さんに「自分を見せていないのはそっちだ」などと責める言葉を並べるメンバーもいた。
お嬢様に向かって、この口の悪さ。そりゃ選ばないわな。
ただ、スタジオで吠えていた人は、炎天下の沖縄で「さあ!苦しい時が成長する時だよ!レッツエンジョイ!」と萌子さんに叫ばれながら、腕立て伏せに付き合わされた時に「クソっ!」と言っていた人と、急に部屋に訪問してきて「私のどこか好き?」という問いに「キレイ!」と表面的に褒め称えたら理詰めでフルボッコされた人だった。
とくにフルボッコされた人は、最終話前のスタジオトークでもルックスについて指摘されていたので、もしかしたら萌子さんに良い印象がなかったのだろうと察した。
そういう意味で、スタジオの男性陣が怒るのも、正直わからなくはなかった。
そんな中、最後に残った2人は「空気読まない所が萌子さんらしいよね」「萌子さんらしいね」と、彼女の姿勢に肯定的だったのが印象的だ。
最後の最後に残っていたローズ君、北原君もヤジを入れる男性に対し、萌子さんを庇い続けていた。まぁ、彼らは萌子さんとデートしたり、いい思い出があったからこそなのかもしれないが。
とくに、長旅に付き合わされてきた黄さん、杉ちゃんの2人が、本来であれば精神的にも1番しんどかったはず。むしろ、この2人がスタジオで誰よりも優しい顔をしており、器の大きさを感じた。
萌子さんの見る目は、流石の一言だった。彼女はきちんと、自分を認め受け入れてくれる人を確実に選んでいる。
では、見る目は確かなのに、なぜ誰も彼女は選べないのか。
自己肯定感の強い女性の婚活裏事情
萌子さんは、日本に実家がいくつもある生粋のセレブ。お嬢様ならではのマイペースぶりと、ピュアで真っ直ぐな姿はとても可愛らしい。
ただ、本編を見て萌子さんのように「自分が」「自分が」と自己主張が多い印象があった。それが良さでもあったけど。
もし、最後に誰も選ばないという決断をした場合。ここで一般女性なら、「ルール破ってしまってすいません。みんな素敵すぎて、どうしても選べなかったんです」と謝るか、とりあえず番組のために誰かを選んで、数日後に断ろうとするのではないだろうか。
ところが萌子さんは、スタジオで野次を入れる男性に対し、「みんな(参加した男性たち)なら私の決断を分かってくれると思っていた」と涙目で訴える始末。「ファッ?」となる男性陣。
そう。萌子さんは、良くも悪くも自分は決して間違っていないと肯定し続けてしまう癖があった。
旅の話についても、
「この旅を通して、私が気付いたのは私は愛に溢れている人間だということ」「私がどういう決断をしようと、私の人生」などなど。全部主語が私、なのである。
まぁ、確かにそうなんだけど。一応この旅は、Amazo○提供で、視聴者は課金してるって背景もあるんだよね。
Amazo○の都合や、参加者男性云々よりも、自分がどう思うか、いかに自分が好きであるかについて発言している姿は時に美しくもあり、時に目が点にもなったものだ。
しかし、何度か見ているうちに、この方は実は強いのではなく、本当はめちゃくちゃ繊細で傷つかないようにと、強い言葉を発して自分を守っていたんじゃないか、と感じた。
全編通して感じたのは、結局自分が一番好きな人なのかなと。もちろん、自分を愛するのは大切だ。自分を大切にすると、心に余裕が生まれて人にも優しくなれる。ただ、この手のタイプで婚活が長引く人をこれまでに私は何人も見てきた。
婚活市場には、萌子さんのような拗らせハイスペック女性は少なくない。
とくに、経済的に裕福、大手企業勤務のキャリアウーマン、才能豊かでなお、30代独身女性の中には、萌子さんのようなスパイラルに陥っているケースが多い。(※もちろん全員がそうではないが)
その理由はなぜかというと、この手の女性達は今のステイタスを失いたくない、または結婚しなくても困らないからではないか、と思う。
この手のタイプは、自分よりステイタスが下の男性ともなると、今あるキャリア、ステイタス、生活が結婚前より下がる可能性が高い。よって、自分よりランクが上の人を選ぶ必要がある。しかし、残念ながらいい年でハイスペックな男性は既婚者ばかり。そして、婚活の山手線に乗るのである。
ハイスペックな男女が結婚を決断するには
萌子さんのような自己愛が強く、ハイステータスな女性は、一体どうすれば結婚相手を見つけられるのだろう。
そこで、過去に彼女と同じように生まれながらのセレブで自己肯定感が強い人に、真実の愛を見つけた方がいる。そう、去年のバチェラーこと友永真也である。
友永さんは、本気で惚れた女性には「折れれるなって思ったんです」と受け入れる姿勢を取った。
この旅で必要な覚悟とは、もしかしたら自分の決断に自信を持つことではなく、相手を受け入れる、ここぞという時に自分が折れることだったのかもしれないと、昨年の友永さんをふと思い出した。
確かに、彼女の良さは、誰にも媚びずに凛としている所ではある。Amazo○という巨大企業や視聴者にさえも屈しない、強い女性。美しい言葉や一生懸命な男性の姿に涙するピュアさ。そして、時々杉ちゃんや黄さんといる時に無邪気になるギャップ。白スーツ姿の美しさ。
正直、私的にはあのスタンスを貫いて欲しい気もするが、「子供が欲しい」と言っていたので幸せになって欲しいという思いもある。
やっぱり、一目惚れするほどのルックスとスペックを持つ人を、もう少しAmazo○が用意するべきだったのだろうか。黄さんクラスの人、あと4〜5人欲しかった。
いくらなんでも、超セレブのお嬢様が「お前」って呼ぶ人や、金髪オーガナイザー、何の仕事してるのかよくわからないような人を選ぶ訳がないだろう。
そしたら、友永さんのように「この人なら、折れれるかも」となっていたのかもしれない。
杉ちゃんには「好きだし一緒にいたいけど、男としては違うの」って言ってたから、生理的に好きになれるかどうかも萌子さんにとって大事なのかな。
しかし、SNSでは杉ちゃんを推している人がとても多い。結婚においては、男としてどうかより、自分の欠点を受け入れ、どんな時も暖かく見守ってくれる人の方が楽である。
そもそも視聴者のみんなさ、おそらく萌子さんが杉ちゃんを男として見ていないのはわかっていたと思う。だって、萌子さんわかりやすいもん。
ただ、2人とも根がいい人そうだから、幸せになって欲しいのだろう。その思いが、空前の杉ちゃん萌子さんブームを巻き起こしているのではないだろうか。
真実の愛は探して見つかるもの?それとも
今回のバチェロレッテにて、最後の最後に黄さんが萌子さんのお母さんに「僕は中国人です」「僕のお墓が…」と、伝えるシーンがあった。その瞬間、萌子さんの表情がスッと変わった気がする。
このシーンを見て、私は黄さんに初めて誠実さを感じた。自分の弱さを見せたりする部分は、モテる男が女を落とす手法に多いので、これまで胡散臭いと思っていた。ここにきて、一気に黄さんの好感度が上がった。
しかし、私がそう思っても、萌子さんの目がチベットスナギツネになったらアウトということ。そこから、雲行きが怪しくなった。
黄さんの実家訪問に行った時は、あんなに「中国はお祝いの色が赤だから、今日は赤のワンピースなんです」と話していたのに。やはり、本格的に日本を離れるのは嫌なのかな、と察した。
あと引っかかったのは、萌子さんが何度も曇った顔で話していた元彼話。昔の恋のトラウマネタが多い当たり、実は萌子さんが最もリスクマネジメントしてるんじゃね?と思ってしまった。
全ての話を見終わり、私的には正直
「元彼!本当は、あなたが好きで忘れられないの…ウッウッ。けど、こうして頑張って前を進んで歩いてる私!偉い!
17人の男性と、本当に真剣に向き合ったの。でも、やっぱり思ったの。あなたじゃなきゃ、やっぱり私は折れれないなぁって。ああ、なんてかわいそうな私。
でもこれは私の物語で、この旅の決断をするのは私ッ!私が決めるッ!頑張るから見ててッ!
ああ、私ってなんて悲劇のヒロイン……ウッウッ…(最後の方、泣いてばっかりだった記憶)
杉ちゃん、ごめんね。あなたといると癒されて、昔の嫌な記憶を忘れられたの。でも、違う…違うの。男としては違うの…ウッウッ。やっぱり、元彼が好きなのっ!
スタジオにいる男性参加者達は、こんな私も受け入れてくれるよね?ね?」
と、元彼への壮大なラブレターにしか見れなかった。萌子さんスマン。
そんな萌子さんに対し、独特の芸術家的な表現で杉ちゃんはいつも暖かく受け止めていた。
本当に惜しい、惜しいよ。杉ちゃん。杉ちゃんに性的魅力が…私は感じるんだけどなぁ。(杉ちゃん、あっちの方が濃厚そうだなって勝手に思ってる私)
今、SNSでは杉ちゃん、杉ちゃん、炭次郎、杉ちゃんの言葉で溢れかえっている。
一般的に、婚活市場であんなに包容力のある男性はほぼいない気がする。条件と条件の等価交換を余儀なくされる婚活市場で、自宅の庭にリンゴの木を一緒に植えながら告白してくれる人は、まずいない。
「明日世界が終わるとしても、リンゴの木を植えたい。明日世界が終わるってなっても絵描いてると思う、僕はね。他の人じゃなくて萌子さんじゃないとだめ。他の人じゃだめです。すごく大好きです」だなんて、ロマンチックな告白してくれる人なんて。ほぼいない。
言われるとしたら、将来的に同居してくれるかとか、結婚しても働いてくれるか、とかだろう。
今後、杉ちゃんは多くの婚活女子からアプローチされるかもしれない。どうか、変な女に捕まらないことを祈るばかり。
でもやっぱり、りんごの木がもうちょっと育った頃に、再び萌子さんに3回目の告白をして欲しい気もする。りんごが実った頃には、杉ちゃんの恋も実ったらいいのになと思う。この際、たとえ萌子さんじゃなくても。
結婚は、歳を取れば取るほどあれこれ考えてしまい、どんどん決断できなくなってしまう。
おそらく、萌子さんのようなタイプは、なるべく20代のうちに親の紹介かセレブの集うパーティーで相手を見つけるのが本来ならいいのだろう。
私が婚活していた頃も、「この人は違う」「決して嫌いじゃないけど、なんか違うのよね」といいつつ、なかなか決断できずに婚活を続けてしまう女性をたくさんみてきた。もちろん、私もその中の1人だった。
私が決断できたのは、1番の理由は好き嫌いの感情よりも、崖っぷちだったからだ。
会社からは「結婚して早く辞めてほしい」と日々言われていた。独身のうちに不妊治療クリニックでAMH(卵巣ホルモン数値)を計り、数値の低さを感じて早く結婚しなきゃと思った。
30代の婚活は、どこかで本気で焦るのも必要だ。ただ、萌子さんのように30代前半ならまだいいかもしれない。これが35歳以降になると、グッと婚活が厳しくなる。
その理由は、35歳から高齢出産の年齢になるからだ。よって、子供が欲しい男性は30代前半までを望む。30代後半からの婚活は、まさに茨の道だ。
32歳だからこそ、中途半端に決断できないという理由もわからなくもないが、生理的に嫌じゃない相手で、自分と育ちが似てそうな人であれば一緒にいるうちに案外「悪くないかも」と思うこともある。
私は、そもそも真実の愛かどうかなんて、2〜3カ月みんなと一緒に旅しただけではわからないと思っている。結婚して共に生活をしても、子供が生まれてからも。もしかしたら、わからないかもしれない。
個人的には、最後に残った2人であれば、彼女の強さと繊細さをオブラートに包みつつ、上手く受け止めてくれる気がした。まぁ、結局本人が「あなたは違う」と言って終えばそれまでだが。
結婚とは独りよがりではできるものではなく、お互いに歩み寄らなければ難しい。
いつか萌子さんが「折れれるな」と思えるパートナーと出会えること、
そして最後まで残っていた杉ちゃん、黄さん、さらにスタジオで萌子さんを庇い続けたローズ君、北原君の幸せと、スタジオでワーワー叫んでいたマラカイ君が落ち着いた大人に成長すること、
スーツとホテルを世に広めたい牧野さんがマネーの虎風の番組に今後出演すること、あとは個人的に顔が好みだったハンノキザワ君が俳優で売れること、本編で爪痕残せなかった稲垣吾郎と成田凌を足して2で割ったルックスのアラサーチェリーボーイ(ゴメン名前わからない)が童貞を卒業するのを願っている。
おわり